謹賀新年
本年もShop308をご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
新しい歳を迎えました。
今年はカレンダーの都合上、お休みは三ヶ日だけという方も多いようですね。
一方で『お正月からしっかり仕事』とか
『お正月だからこそ一年で一番の繁忙期』という方もいらっしゃるかと思います。
釈阿理も修行中は大晦日からお寺に泊まり込みでした。
午後十時過ぎ、元朝護摩の準備も整いようやく一休み・・・
『嵐の前の静けさ』まさにそんな雰囲気の独特の静けさが懐かしいです。
その後の怒涛のような数日間も・・・。
今年厄年を迎える方は、
『厄年だなぁ』と思ったら、ぜひ厄除けのお参りにお出かけください。
個別に祈願をお願いするも良し、自分で神仏にお願いするも良し、
或いはお札やお守りを頂いてくるのも良し。
『これで大丈夫!』とご自身で思えるようになさってくださいね。
『何事もなければ良いけれど…』
と思いつつ、その不安を放置するのは避けたいものです。
釈阿理は昨年色々なことがありました。
父が他界し、自らも移転し、後半の半年間で環境が激変しました。
そして迎えたお正月は、ようやく落ち着いて静かな時間です。
ずっと走り続けてきたけれど、
今年は少しゆったりモードにしようかな?
何かと忙しないストレスフルな世の中だからこそ
皆様にココロとカラダのほっと寛げるひと時をお届けしたい。
そのためには釈阿理自身が追われていてはダメだなぁ~
とちょっぴり反省した次第。
解剖生理学や病態生理学を勉強していた時、
カラダって細胞の集合体が作り上げた一つの国家みたいだなぁ
と思いました。
細胞一つ一つが生き物なんです。
それぞれに役割があって、協働して『私』を成立させている。
ものすごく緻密なシステムです。
人が積み上げてきた『科学』の理屈やエビデンスで解明できていることは
まだまだ氷山の一角なのでしょうね。
『わからない』神秘性を受け入れる謙虚さもココロにとっては大切です。
先人たちの知恵の世界に立ち返ると、
そこにあるのは大自然、大宇宙への畏怖と経験値から導き出された
とても素朴な答えです。
しかし現代科学で検証してみると、実際に効果が認められるものが多いですね。
科学や理屈、エビデンスなどに評価を求めることの多い現代。
もちろんそれは必要なことではありますが、
それだけが全てではないはず。
何事もバランスが大切・・・
それは『偏らないココロ』を求める仏教の考え方に通じるかな?
というわけで、今年はふんわり安らぎとくつろぎをお届けして参ります。
皆様にとって2018年が素敵な一年となります様
心よりお祈り庵申し上げます。
ありがとうございます。
釈阿理 合掌